ひとり暮らしをしている高齢者が部屋で誰にも知られずに死去してしまう、身寄りのないお年寄りが部屋で寝たきりとなり近所に住んでいる人が訪問し救急車で病院に搬送されて死去してしますなど、いずれも孤独死物件として取り扱われることになります。
一般的に孤独死と聞くと部屋で住人が死んでしまうイメージが強いのですが、一口に孤独死物件といっても発見が遅れてしまうものやニュースやSNSなどで噂が広まってしまうものなど事故物件に分類されるものと発見までの期間が短かったり、病院に搬送されて他界したものは事故物件として認定されないなど2つの種類があります。
部屋で他界した場合には、それが夏時期であれば腐敗までの時間も短く異臭などが部屋の中に漂うなどそのままでは買取が困難なケースも少なくありません。
特殊清掃を行うことで匂いや孤独死の痕跡を消すことができますが、これはハウスクリーニングとは異なり特別な方法で行われる清掃作業です。
孤独死は少子化高齢化社会や核家族化が原因で起きるもの、年々その数は増加傾向にあるので賃貸のアパートやマンションの中には高齢者の一人暮らしをする人に対して入居を断るケースも増えているようです。
しかし、ある日自分が所有しているアパートが孤独死物件になってしまった、このようなときには借り手が付かないので売却を検討されるケースも多いといえましょう。
孤独死物件には、発見までの期間が短いものと長いものなどがあるのですが、後者は事故物件に認定されるもので腐敗などの状況が激しいことからも、部屋の中の痕跡は中々消すことができないともいいます。
訳あり不動産に特化した買取業者があるので、このような会社に相談することで孤独死物件の売却はできるのですが、業者を選ぶときには実績や提案力を持つところを見つけるのがポイントです。
買取業者のホームページに買取実績が紹介されていたり、他社との差別化ともいえるようなアピールは提案力にも繋がる部分です。